大冒険家dokuhuntのブログ

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150422/人には全く勧められない映画レビュー「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」その①

150422/人には全く勧められない映画レビュー「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」その①

 

もう映画を見に行って号泣ですよ。自分と奥さんはね。
見終わった後、子供にどのシーンで泣けるの!?と真剣に聞かれました。

 

改めましてこんばんは
大冒険家のdokuhuntです。

 

さて、本日のお話は「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」を見に行った感想です。

 

www.superhero-movie.com

 

最初に書いておきますが、映画を見に行くつもりで見たんなら、金を返せと暴れるレベルです。脳天を貫くほどひっどい出来です。ストーリーも破綻しているし筋書きも意味不明だし説明不足も甚だしいので、映画を見に行く人には全くもってお勧めできません。どうしてもクソ映画が見たい気分のときにはお勧めしますが、それ以外の映画ファンには全くもってお勧めできませんのでよろしくお願いいたします。

 

では、ここからこの映画の感想を書いていきます。

 

昨今の仮面ライダー映画の特徴ですが、どうも先に役者さんのスケジュールを抑えて、その後突貫でシナリオを作って撮影してるみたいな気がしてならないです。と言いますのも、仮面ライダーの映画なのに現役仮面ライダーの出るシーンが異様に少ないんですよ。アイアンマンの映画にアイアンマンが終盤の決戦にしか出ない・・・みたいな感じです。

じゃあ、どうするのか?

そこは脇役の人とか、以前の仮面ライダーに出ていた役者さんがその当時の役で出てきてくれて物語を回します。ヒロインも2年前のヒロインの方が出たりするんですね。ちょっと強引な作りで感心します。恐ろしいのは現役仮面ライダーの3人目の人が出てこないこと!変身した姿は一瞬出るんですが、出番がそれだけで本当に終わってしまい驚きました。まあ、ポスターにも出ていないのでそこは良心的ですね。

 

まあ、内容はかなり酷いんです。でも、毎回このシリーズは見に行っています。

 

何故なのか?

 

この映画って子供向けに作っています。何が子供向けなのか?それは、ライダー達がちゃんと大暴れしてくれるところ。昭和のライダー映画だとなんか乱闘しているだけしか活躍シーンがなかったりしますが、きちんと必殺技をぶちかましてくれるので、子供の満足度は高いです。ですんで、毎回見に行っちゃうんですよね。

 

さて、ここからは、ネタバレを含みます。


今後この映画を一切見ない予定の方だけが読んでくださいね。

 

 

よろしいですかな?

 

お話は初代の仮面ライダー最終回からスタートします。ショッカー大首領をついに打ち倒す仮面ライダー!世界に平和は戻ったのだ!しかし、そこに現れる新たな仮面ライダー3号!驚く1号2号!そして勝負を挑まれ、1号2号は爆死してしまいます・・・・

 


そして時は流れて現代!

 

とある博士の生み出した人口生命体、ロイミュードの手によってクリスペプラーさんは惨殺されます。しかしクリスペプラーさんはそれを予想しており、自分の意思を仮面ライダー変身ベルトに転送!ロイミュードとの血で血を洗う抗争が幕を開けたのだ。ロイミュードと戦うために警察組織に身を寄せ、片岡鶴太郎率いる特殊状況捜査課、通称特状課ともに戦っている日々、しかしそこにロイミュードとは全く関係なく突然世界がショッカーに支配された世界に変貌してしまう。しかしそれは素足でコンクリを砕くヒロインしか気が付かない。怪人たちが跋扈し仮面ライダーは悪とされる世界に誰も疑問を持たない。いったい何でこうなってしまったのか?

 

 

というのが導入部。

 

そんな中、子供のカートグランプリが開催される。優勝した子供はショッカーユーゲント(いいのかそのネーミング)に入隊し改造人間にしてもらえる特典が!すんごいがんばって優勝し喜ぶ子供!そこに指名手配中の仮面ライダーブラック 南光太郎が現れる!子供たちの未来を奪うな!と乱入するもショッカーに支配されているので、子供も別に疑問を持たずに未来を奪っているのはお前だ!邪魔すんな!とボロカスに言われる南光太郎こと仮面ライダーブラック。ブラックはジャスト世代なのでこの時に動く南光太郎仮面ライダーブラックを見れただけで涙腺が緩んでおります。その戦いで重傷を負う南光太郎。しかし元の歴史を知るシチューを作ろうとして鍋を破壊し弟と同居で喜ぶも拒否されかなり落ち込んだりするシスコン気味のヒロインは彼を匿う・・・しかし隠れ家はショッカーに見つかってしまい、その戦いでブラックは歴代仮面ライダーの中で一番安定している公務員と言う職業を選択している主人公を逃がすために死亡してしまう・・・いったいどっちが正しいのか?今時、袖あてののついた背広を着ている主人公は悩みます。

 

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大混乱の中、いつみても下手なメイクだがプロがやっていることを考慮すると化粧下手を演出しているのか?という疑問の残るヒロインがショッカー怪人、チーターカタツムリに捕まり人質にされてしまいます!こんなチーターとカタツムリの2つの能力を持つ怪人・・・なんて恐ろしいんだ!見たことないぞこんなやつ!と思ったらば、今回の映画のオリジナル怪人でしたね。まあ、最近の子供映画なんでこのライダーに出た途端に水着写真集を出す商法と言うのは、本当に如何なものかと思うよ本当に親世代はと考えさせるヒロインも助かるだろうと高をくくっていたらば、助かりませんでした・・・なのでこの映画終盤までノーヒロインで進みます。

 

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そして片岡鶴太郎おも惨殺する凶悪なショッカー!大ピンチだ!そんな中颯爽と現れる仮面ライダー3号、ミッチーこと及川光博!ショッカーに染まっていないライダー達がライダータウンに集まってきているという情報を伝え、お前も一緒に来いと誘います。そういう訳で、終盤までノー片岡鶴太郎でストーリーは進みます。

 

その②に続きます。