150424/人には全く勧められない映画レビュー「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」その③ 完結編
150424/人には全く勧められない映画レビュー「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」その③ 完結編
仮面ライダーは誰のものか?当然今を生きている子供たちのものだと思います。そして、幼少時分に酷いものを見せられた子供が大人になって、作品に復讐しているのではないかと言うのが昨今の流れのような気がします。
改めましてこんばんは
大冒険家のdokuhuntです。
さて、本日で最後です。お付き合いいただいてありがとうございます。
では若干のネタバレをしつつ書いていきます。絶対にこの作品を今後見ない人はお読みくださいませ。
ノーヒロイン、ノー主人公、ノー片岡鶴太郎で進む一行。途中で敵ライダーたちの総攻撃にあい、ついには桜井優斗ただ一人しかいなくなってしまう。ここまでの流れで、1号2号ライダーが敗れたことで、その後も仮面ライダーは誕生していたが、全ての局面で悪が勝利してしまうため、再度ライダーは捕えられ、脳改造を施されてショッカーライダーになっているという設定。ドライブさんも当初は仮面ライダーの取り締まりをしていたぐらいです。
ライダータウンに到着した桜井優斗君は、そこで立花藤兵衛に出会う(別人でございます)1号2号ライダーは肉体は滅んでもその精神をアップル2とかPC9801とか色々と繋がったスーパーコンピューターに移植して生きていた!おっと、何その思い出したかのようなマンガ版原作ショッカーライダー編設定!そして、ここから反撃を開始するのかと思いきや、スーパーコンピューターにインストールされているのは実は仮面ライダーなどではなく、ショッカー大首領でした!?えっ意味わかんない?
観客特に大人を置いてけぼりに、巨大電子頭脳が浮上、ここはライダータウンではなくショッカータウンだ!と大首領が宣言。罠だったのだ!何故にこんなことをするのか?意味が本当にわかんない・・・そして、正体を現すミッチー、裏切り者のライダーをあぶりだすための作戦だったのさ!いや、その本当にわからないです。大ピンチ!そこに颯爽とドライブ君が駆け付け、敵を一蹴!
しかし多勢に無勢!どうするんだドライブ!
「レースで決着をつけよう!」
はああ?
いや~脳に来るよ、この怒涛の展開は。
完全に落ちまで書いてしまうと、僕の好きな浜村淳さんの紹介になってしまうので、最後までは書きませんが、このあと、仮面ライダーブラックは原作通りRXとなって復活し、あの伝説の光の車ライドロンに乗って大暴れしてくれます。この辺りで自分は号泣しました。
あと、仮面ライダーJやZOや真仮面ライダーは歴史から無かったことにされてしまいます(このシーンで申し訳ないが大爆笑してしましました)
ちなみにうちの奥さんも仮面ライダー映画が好きで、最後の大乱闘シーンで毎回何故か感極まって泣いてしまいます。毎回何故あなたたちは泣かないの!といわれましても~という感じです。
毎年見ていますけど、今回のは凄かった。電波濃度が濃すぎてクラクラしました。一本の映画で数えきれないぐらいに矛盾を出すのは本当に勘弁してほしいです。脳で補完するのが追い付かないし、子供にこれってどういうこと?と聞かれても脳がオーバーヒートしてるんで解説もできません。いい加減、悪出る倒すという単純なものに戻してほしいなと思います。
いや~頭がおかしくなりたいときに電子ドラッグとして見る分にはお勧めの一本ですね。あと、ミッチーや桜井優斗君を劇中でおじさん呼ばわりした仮面ライダーマッハ君は死にました。これには女性ファンも大満足かと思います(笑)