150521/ゲヱセン今昔物語 不良の消えた訳 その①
150521/ゲヱセン今昔物語 不良の消えた訳 その①
もてらじさんでゲーセンのお話が盛り上がっていました。
自分も懐かしくなったので当時の事を思い出しながら書いてみますね。
改めましてこんばんは
大冒険家のdokuhuntです。
さて、本日のお話はゲーセンについてです。
上記のリンクでもてらじさんにて語っておられました、ゲーセンのお話で何故に不良がいなくなったかを、時代考証をしながら考えたいと思います。
大体ゲーセンに不良がたまっていたのは格闘ゲームが出る以前の世界、体感ゲームが大ヒットしていたあたりですね。
体感ゲームと聞いても既に化石となっておりますが、昔はゲーム画面が付いた車や戦闘機に乗り込んで実際に動くというマシーンがまあ200円ぐらいで1プレイできていたんですね。
有名どころではスペースハリアーとか
アフターバーナーとか
360度逆さづり!当時の画面はブラウン管だから、360度ぶん回すと地磁気の影響で画面が紫になるという恐ろしい世界が体感できるR360とか(ソフトはアフターバーナー)
【セガ創立記念日】『ハングオン』『スペースハリアー』『アウトラン』『アフターバーナー』など、ゲームセンターを彩ってきたセガの体感筐体。1991年にはついに筐体が360度回転する『R360』が登場。 #セガの誕生日なので思い出語るよ pic.twitter.com/5oWOfMeYED
— セガ公式アカウント (@SEGA_OFFICIAL) 2013, 6月 3
それで、なんで不良が減ったか問題ですが、単純なところで締め出しが行われたせいですね。
1986年にセガが株式を店頭公開して
1988年に東証の2部上場。
この辺りで1部上場を狙うには、ゲーセン商売のイメージを良くしないといけないと。
だからアミューズメントセンターとか言うようになって、店舗を明るくして不良があんまりたまらないように仕向けた感じですね。うちの地元の関西の田舎では暴走族がよくゲーセンで集会していたので族が来た瞬間に店のシャッターを下ろして店を閉めたりしていたそうです。
暴力は即通報し、警官に巡回してもらうなど、結構な企業努力で排除していったと。カツアゲとかは即逮捕の流れになって徐々にゲーセンは平和になっていったと。
そして1990年に東証一部に上場する辺りで、今風の入り口にUFOキャッチャーが並ぶような店舗になったんですな。昔のUFOキャッチャーの景品はパンティーやカップヌードルとかで、すんごい退廃的な雰囲気でしたが、時代は変わるもんですな。
この辺りで格闘ゲームブームが起こりますので、その時点では前時代的なヤンキーはゲーセンから撲滅したと思います。