150703/車中泊観光シリーズ ほんとうにあった!彼岸島(田代島)
子供の進学を地元の公立中学か盛岡市内の私立中学に行かせるのか?
悩んでいるのは、地元の中学校が怒りのデスロード状態だと地元のキャバ嬢から聞いたものですので。
改めましてこんばんは
大冒険家のdokuhuntです。
さて、本日のお話は2月ぐらいに行ってきた島のお話です。
東北で島というのはあまり聞かないかと思いますが、松島近郊は結構あるんですよ。
それも人の住んでいる島がですね。
ただ、あまり観光地化していないので、見どころもなく、行く用事もなかったりするんでマイナーなんですけどね。
それは田代島です。
検索すると猫の島ということで有名です。
昔、島にネズミが大量発生した際に猫を大量導入した名残で今も猫が多いというお話ですが、どこかで見た島の守り神(大猫)が怒りあまり島中の犬を食い殺して今は猫しかいないというお話のほうが自分敵には採用したいです。
やっぱりね、癒されたいじゃあないですか。
沢山の猫を触りまくりたいじゃあないですか。
猫喫茶に行けよと言われかねませんが、それはあんまり求めていない。
猫喫茶にいる猫は労働してますからね。
接客としてやってる猫と純粋にノラやってる猫だとやっぱりノラのほうが触っても罪悪感がわかないじゃあないかなと。
そう思って今年の2月ぐらいに行ってきましたんですよ。
ちなみに石巻では何故か山形名物冷やし肉そばが食えました。
いつか本場で食べたいっすな。
翌日はフェリーで田代島へ
何故に2月に行ったのかと
以前に知り合った外国の方に聞いたお話。
ハイキングの季節はいつなのか?
答えは冬だと
理由は夏のように虫がでず、熱中症の心配もない。
そのうえ、春や秋のように天候が崩れる心配もしなくていい。
雪の降らない土地では、冬こそハイキングの季節なのだと。
宮城県沿岸部はその教えにしたがえば、言うほど雪は降らないので、その通りだなとそう思ってオフシーズンだし余裕だろうと。
お舟に乗って猫の楽園とうたわれる約束の地に行ってまいりました~
そこに待ち受けていたのは・・・
廃墟!廃墟!廃墟の連続でした。
まずは、フェリーで降り立った場所に人がいない!
と言いますか、護岸工事の人員を覗くと本当に人がいない!
そういや、フェリーにも人はいなかった!
やばい。
これはやってしまったぞと
ちなみにこの島の掟で、猫に餌をやってはいけないと書いてある。
映画グレムリンを見たことあるのと、ホラー映画は大体見ているから、こういう教えがあった場合に逆らえない体質なんです。
この島に上陸して見つからなかったもの。
①カフェ
②食堂
③トイレ
④食料
⑤座れるところ
いや、正確に言えばトイレは何とか見つかりました。
しかし、食料の補給は無理でした。
島の民宿やカフェと銘打ってるところは電話しても出ない&この時期はやってないとのご返答。
しかしね。
この島は別名「マンガッタンアイランド」といって、晩年の石ノ森章太郎が終の住まいとして考えていた場所です。そして、それを売りにしたキャンプ地とコテージ村がそこにあったはず!
行きましたとも。
徒歩しか移動手段がありませんでしたが、そこまで進みましたもの。
だってね、普通に考えてみてくださいよ。
島に渡る段階で、お昼は島の名物を頂くかと
普通思うじゃあないですか。
ですんで、必要以上にお腹空かしていったらばこの結果。
歩きながら思いました。
これって、あれだ。
島に猫を見に行くって軽い気持ちで着ていい場所じゃあないぞと。
彼岸島に吸血鬼見に行くぐらいの心づもりないといかんかった!
冬の田代島は本当にリアル彼岸島やで!
歩いていると、背後に気配が!
常時5匹ぐらいの尾行にあってました
正直、癒しどころの話ではないので、目的地を目指していたんですが、たどり着いたマンガッタンアイランド!
休業中!
蛇口ひねっても水もでねぇ!
なんてこった!
こうなったら、フェリーで脱出しかない!
こんなとこいられるか&フェリーターミナルには何かある!きっと!
最後の力を振り絞って到着した側とは別のフェリー乗り場へ
そこには何かはあるはず!
ちからを振り絞って向かった先にあったのはなんと!
うず高く積みこまれた猫缶の山だったのです。
しかも、この場所フェリーの時間が相当先みたい。
最初に到着した場所のほうがまだ期待が持てるぞと
最後の力を振り絞って戻りましたよ
結局島を一往復半ぐらい歩いたかな?
接種できたのはジュースの自販機で飲んだぐらい。本当に貴重なカロリーでしたよ。
ネットで猫の島だよとか見ますが、半端な覚悟や装備で挑むと痛い目を見ますというか見ました。
あと、結構猫がエグいです。
彼らも野生だから、ケンカで片目潰してたり、鼻が無かったりする方もいるんで。
まあ、当然ですね。ただ、猫の数は半端なく多いです。移動のたびに目にしてましたが200匹ぐらいいるんではないかと思います。
帰りのフェリーを待っていたら、漁師さんが帰ってきて何をするかと見ていたらば、売り物にならないであろう魚をぶちまけていました。
そしたら、猫まっしぐらです。あの光景は見ごたえありましたね。
猫、港で凄い数が待機してるんですもの。
それから、その後の別のルートで回ってきたフェリーに乗ってた女性客。
島の掟を平気で破ってエサをやりまくってました。
そうするとどうでしょう?
30匹ぐらいの猫が突然現れて、周囲を包囲してエサ待機ですよ。
本人喜んでましたが、ストッキングの何枚かはやられたんではないかと思います。だって猫まっしぐらでしたから。
総合的に考えて、自分の考えが甘かったですね。
夏に行けば良いところなんでしょうけど、観光地化していないので旅行経験の浅い方には全くお勧めできない上級者向けの場所でした。
ディスるつもりはないですが、行きたいと思い方はそれ相応の覚悟をして行ってほしいです。
おまけ