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大冒険家dokuhuntのブログ

車中泊中毒者のdokuhuntが日々のストレスと戦いながら毎週ネットラジオを更新し続けるブログです。ネットラジオは水曜日0時更新です

へこんだアルミ缶/150726/閲覧注意な怖い話です

今週のお題「ゾクッとする話」

 

ゾクッとしたお話ということで自分の体験を書いてみる。

 
改めましてこんばんは
大冒険家のdokuhuntです。
 
さて、エントリーにもなっているのと、仕事場にクーラーが無いので自分のこれまでで一番ゾクっとしたお話を書いてみます。
 
あれはたぶん30年ぐらい前だと思います。
 
生まれは関西ですが、父方は沖縄方面、母方は大分なのであまりというか全く関西とはかかわりのない出自の自分です。昔っからそんなに関西なまりが出ないのも多分そのせいかなと。
 
それで、30年ぐらい前の当時、ちょうど夏ですね。
ほとんど行ったことのない父方の田舎にお墓参りしに出かけました。
 
場所は沖永良部島沖縄本島よりも本州よりにある島ですね。
 
当時飛行機ってのはかなりの高額でしたので神戸からフェリーに乗って行った記憶があります。そして沖縄か九州で別のフェリーに乗り換えてさらに酷い船酔いしながら目的地に向かいました。
 
その当時の沖永良部島って何もないところで、子供心にすぐに飽きてしまいました。テレビも当時はアナログ放送だったのでNHK高校野球ぐらいしか見るものが無く、本当に詰まらなかった記憶があります。
 
海はきれいでしたが、海蛇が出ると聞いて怖くて近づけませんでした(多分危ないから行くな!ということだと思うんですがね)
 
そんな中、泊まっていた父方の親せきの家で明日おじいちゃんに合わせてくれるという話がありました。
 
ちなみに自分のおじいさん、父方の父親ですが、自分の物心ついたときには既に亡くなっていました。写真でしか顔を知らない人です。
 
行った先はお墓でした。
 
まあ、お墓を見せてくれる・・・お墓参りなんで当然と思ったのですが、驚きました。
お墓を掘り起こすんですよ。
 
そして骸骨が出てきました。本物ですよ。これがおじいさんだと紹介されました。
 
いや~驚きました。まだ火葬がメインになっていませんでしたので、骸骨はきれいに残っていたんですね。それを海水で洗うということをやりました。確か自分も手伝った記憶があります。
 
ただ、誤解しないでほしいのは、オカルト的な何かではなく、これはれっきとした沖縄近辺の風習で、洗骨というものです。
 
後にも先にも本物の骸骨を見たのはこれが初めてです。
それもおじいさんと言われましても・・・ね
 
驚きながらもしっかりと手を合わせて帰ったのをよく覚えています。
 
しかし、問題はこの後でした。
 
色々な行事が終わり、家に帰ることになりました。
帰りも当然フェリーなのですがこの退屈から解放されると思うとうれしくて仕方ありませんでした。
 
そんな気持ちでフェリー乗り場で待っていた時にですね。
どうも気になるおじいさんがいたんです。
 
禿げ上がった頭部、横顔で白いひげが生えているのも分かります。着ているのは和服です。イメージ的にはドラえもんのび太のお父さんがくつろいでいるときに来ている服みたいなやつですね。
 
なんで気になるのか?
向うがこちらを見ている訳でもないし、周りからも注目されている訳でもなし。
 
自分でもなんで気になるのか全く分からないが、とにかく気になるんです。
 
好奇心を抑えきれずに、落ち着きのない子供風(当時小学校低学年でした)にウロウロしながらおじいさんをチラ見したらば、口から心臓が出るほど驚きました。
 
今考えても説明が付きませんが、頭がアルミ缶なんです。
 
今まで見えていた反対側の頭がアルミ缶がへこんだようにボコっと凹んでいたんです。えぐれて血が出ているとかではなくアルミ缶がへこんだようにただただへこんでいるんです!
 
ただ、当時はおそらくこの人は大怪我でこうなっているか、こういう障害なんだ!と自分に言い聞かせ悲鳴を飲み込み、親のそばでじっとしていました。もう恐ろしくておじいさんの方向をむけませんでした。
 
その後は特に何もありませんでしたので、このお話はこれで終わりなんですが、今考えても不可解です。頭の半分がへこんでいる人間なんて生きていられるんだろうか?そういえば、帰りのフェリーにも同船していなかったと思います。見たのはフェリー乗り場のみ。そして周りの人たちが全くそのおじいさんを気にしていなかったこと。自分の両親も含めて。それなんで、障害を持っている人を指さして騒いじゃいけない!って強く思って我慢した記憶があります。実際は震えが止まらないぐらいに怖かったんですが。
 
ちなみに父方のおじいさんの写真を後ほどもう一度見せてもらいましたが、先ほどのアルミ缶のおじいさんとは全くの別人でした。
 
あれっていったいなんだったんだろうか?
夏がくれば思い出すお話でした。

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