子育て世代に見て欲しい映画のお話/160124/中学受験の話とか
全国1万人の車中泊ファンの皆さまこんばんは
大冒険家のdokuhuntです。
さて、本日はとてもおめでたいお話。
うちの子供が中学受験に受かりました~
いや~本当におめでたいです。
自分には学歴がほっとんどないんでこいつはとてもうれしいところです。結構勉強はできるほうで、学校のテストでもよく100点とってくるから大丈夫だろうと私立の模試をやったらば32点ぐらいだったんで愕然としたのがスタートでした。
なんでこんなに点数悪いのか分析したところ、学校で習ってないところが普通に出てるとこでした。小学校で習ったかなあ~三権分立とか衆議院と参議院の違いとか今の首相の名前を漢字で書けとか、今の首相の経済政策のは何というのか?とか・・・
俺でもわからんぞそんなもん!みたいな問題が多くて、本当に苦労しました。一番苦労したのは本人で次に奥さんなんですがね。
しっかし、すごく勉強するもんなぁ。夜が明ける前から自分で起きて公文式のプリントを10枚ぐらいこなしたりしてますからね。ほんと頭が下がります。その上でここ数カ月はみっちり勉強を本当に頑張ってくれたんで、本当にありがたかったです。
さて、ここで突然ですが映画のお話です。
以前に書いたかもしれませんが、自分の教育方針に大きく影響を受けた作品があります。
それが、この「ヤバイ経済学」というやつです。
この映画を知ったのは、映画評論家で進撃の巨人の監修で有名な町山智弘さんが以前に語っていたのを聞いて興味を持ちまして、レンタルしてみた次第。
作者の方が統計学と経済学の学者さんで、身も蓋もない経済学のお話を繰り広げます。ここで最初に凄い!と感じたのは、この方アメリカの学者さんなんですが、試合結果だけを見て、一度も観戦したこともない大相撲の八百長を週刊文集よりも早く見抜いていたことです。
その中で一番合点がいったのは学校の成績の上げ方。
勉強をする意味とか将来の事とか夢とかしっかりと教え込むクラスと一位の生徒には賞金&通学にリムジンを手配するというとく特典を付与するからお前ら頑張れ!というクラスを比べてみた結果、物で釣ったほうがグングン成績が伸びたそうな。
自分の考えとして統計学と言うのはデータが正しいという前提ですが、嘘をつくのは非常に難しいです。そこから導き出されるデータというのも不都合なことを含めて非常に正しいものだと思っております。
キラキラネームな子供は間違いなく低所得者になるし、普通の名前の子供は普通に裕福になるようです。名付けのタイミングが来る前に一度はこの映画を見て欲しいです。本当に怖いので。
あと、名前に関しては小学校で自分の名前の由来をお父さんお母さんに聞いてもらってくださいっていう宿題があるんで、キラキラしたものは注意してね。こっぱずかしい目に会いますから。
さて、閑話休題。
この映画で学んだのは、勉強で一番大切なこと!ではなく、勉強をやってもらうために一番大切なのは「モチベーションを上げること」と自分は理解しました。
ぶっちゃけ課金だと思っています。塾とか教育関係にお金をかけるのは大前提なんですが、それ以上に欲しいものは基本買ってました。そんなことしたら我慢できなくなるのではないかと思われますが、その分塾や
プリントが増えるスタンスなので、欲しいものがある分頑張れる!そういう風に仕向けていました。
そんな事やっているうちに、勉強が習慣化しまして朝も早起きでべんきょうしてくれるようになりました。本人にはいつ止めてもいいんだと。ただ欲しいものが手に入らなくなるので、我慢が必要だとね。
成績の面では今のところこの方針は成功してますね。お金かかりますが。勉強の役に立たないからとゲームやマンガやトレカを禁止しがちですけど、それでうまく行くとは思えません。
まずは、何のためにいま勉強をしているのか?というところを明確にすべきですね。まあ、本人の欲しいものですが。
学校でトレカが流行っていて、自分も始めたいと懇願されて、基本のデッキセットを買ったうえで、追加のパックを箱で買うことを教えると目の色が変わりましたもの。これを続けたいなら、勉強もつづけるしかないし続けられると買わざるを得ないというローテーションですね。
お金かかるけど(笑)
子供はあまのじゃくですから。やれと言われてもやりませんね。やるなと言うとやりたくなる生き物です。自分もそうだったしなあ。
いつも言っているのはそんなにやらなくていいよと、お金かかるので勉強はやりすぎるなと言うとかえってやる気を出されてしまいます。
ほんと、お金かかるけど(笑)
問題は遊ばなくなったカードゲームとかおもちゃとかが大量に出るところ。しかしその残骸が学力の向上の礎になっとりますので我慢しないとね。
とりあえず、合格祝いでモンハンクロス買ってあげたので、自分の知り合い各位は覚悟するように。手伝わせますので(笑)