かつめしを否定する私が語るデミグラスソース論/151116/二本松のグルメ話とか
改めましてこんばんは
大冒険家のdokuhuntです。
さて、昨日に引き続き二本松に車中泊したときのお話。
そして本日お話したいのは二本松のグルメなお話。
孤独のグルめの影響でチェーン店よりも個人経営のお店を攻めるってのがマイブームです。ミーハーです。しかしながら個人経営のお店は味が全く担保されていません。チェーン店ではある程度以上に味は担保されていますが、個人経営の定食屋などはその限りではございません。
ですので、美味しいお店を見抜く目が必要になるのです。
ではどうやって判断するのか?
ずばり口コミです。それも聞き込みが一番かと思います。
地元の人に聞き込みするってのが、一番っすね。
とは言ってもその辺を歩いている人に尋ねるのはドラクエ的ではあるが敷居が高いし厳しいです。ですので、お勧めしたいのが、「もぎり」の人。暇な観光地のもぎりの人に聞きます。チケットを切ってもらうついでに、この辺でお勧めのお店を訪ねると。後ろに並ぶほど人気の土地でない限りは普通に答えてくれますね。
そして教えてもらったのが、こちら。
レストラン立美さん
この佇まい!
今日日にアーケードにメニューですよ!
素晴らしい!
しかし、素晴らしいのはそこだけではないです。
2枚目の画像。お分かりいただけたでしょうか?
こちらの「のぼり」。
一時期はラーメン一杯\290円で提供していた東北地区最強のラーメン屋の一角。長らく王将チェーンの進出を北京餃子とともに防いでいたと個人的に思っている恐るべきチェーン店。店内調理をほぼロボットが担当することにより味の統一と均一化を謀る恐るべき企業!
それを向うに回し、生き残っていること自体が素晴らしい!
この時点で期待が高まる次第。
入ってみましたよ。そして聞いたよ。
お勧めは?と
「あ~うちは何でも美味しいですよ~」とのお答え。
いきなり試されている。昔の会社の上司は言った「初めての定食屋に入るときにはカレーかラーメンを頼め」何故ですかと聞き返す「カレーとラーメンはどんなに頑張っても不味くは作れない。一定の味は担保されてるはずだからな」
しかしそれはベターな選択であって、ベストではない。
やはりここはチャレンジと言っても、青森のミソカレー牛乳ラーメンみたいなとんがったメニューもなし。
ここはじっくりと考えた結果
オーソドックスにロースカツ定食をお願いしてみる。
さて、ここでまた別のお話に飛ぶのですが、カツ。トンカツですね。
これに何をかけるのか?
トンカツにデミグラスソースをかけるという料理。一見美味しそうに見えますが、騙されてはいけません。ハヤシカツライスです。
本当に美味いカツめしに自分が出会っていないのかも知れませんが、上等のトンカツにハヤシライスをぶっかけるがごとくの暴挙!全国の定食屋にカツカレーがあってもハヤシカツが存在しないのはそこに理由があるのです!
トンカツにはトンカツソース!
それが絶対正義!大宇宙不変の法だと思っていました。
ここのカツを食うまでは
数々の定食屋を渡り歩いてきた来た私ですが、トンカツに有無を言わせずデミグラスソースがかかっているのは初めてです。カツめしの惨劇を知る自分は半ば失敗したなと。あ~聞き込みはあかんかったと後悔しつつカツを口に運んだところ・・・
いや~脳内に美味しんぼのSEが流れましたよ。いや久々に。
これ、いけますやん!
なまらうまいべさ~
いろんな土地を渡り歩いたせいで方言も安定しませんが、これは旨い!
いや、ほんと美味しかった!
ちゃんとした洋食屋のデミグラスソースってここまで旨いんですかと!
激安チェーン店を向うに回して生き残るってのは半端ではないです!
トンカツ+デミグラス!
もともと、揚げるってのは中華料理だと思ってましたが、ことトンカツにおいてはカツレツというフランス料理が起源。故にデミグラスというのが正規の組み合わせではないのかと。勝手に分析してみました。しかしここのは美味しかった!
お勧めでございますよ~
明日も多分二本松のお話~